これまでヨーロッパの古い書物やロードマップ、ガイドブック風のデザインをモチーフに展開してきたリブレポーチ。
今回は、非常に美しい装丁で誰もの記憶に残っている、日本の昭和初期から創刊されていた岩波書店「岩波文庫」の初期の表紙デザインを正式に使用許諾を頂き、リリースする事となりました！！！
古き良き日本の美しいデザインをリスペクトし、そのデザインがこれからも人々に愛され伝えられ、大切にされていく事を望み、商品化することができました。今までのリブレポーチのポーチとしての内ポケットに加え、
文庫本などのブックカバーとしての機能も果たせるように、表紙を差し込めるベルト、その昔は文庫本自体についていたしおり紐、ペン差しの機能が加わり、充実した内装になっています。
岩波書店（IWANAMI SHOTEN）
「岩波書店」は2013 年に創業百年になる書店です。 大正デモクラシーと呼ばれる時代にこの時代の精神の息吹を受け、 また、時代の新しい精神を拓く志を掲げて1913 年神田神保町に生まれました。 創業の翌年に「こころ」を刊行したのを皮切りに活発な出版活動を展開し、 1927 年には古今東西の古典の普及をめざして「岩波文庫」を創刊しました。
デザイン（COVER DESIGN）
表紙のデザインは創刊時に平福百穂画伯(1877-1933) に依頼されたものです。 画伯は、新しい図案を自ら描くよりも古いものから取ったほうがよいという趣旨から、 正倉院御物の古鏡「鳥獣花背方鏡」の模様をえらばれました。 そしてこれを模して装丁の図案を墨で写されたのを、創業者の岩波茂雄氏が貰ってきたものです。 裏表紙にみえる壺のマークは平福百穂画伯の作です。 今回、これらのデザインを「リブレポーチ」に使用させて頂いています。 |
